仕事を辞めたいと考える時。介護職のストレスや事業所への不満とは?

女性の職場の人間観察

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現役看護師の著者が送る、「人間関係」実録サイト。私自身が体験したこと、看護師仲間から聞いたことを集めてみました。

保育士・看護師・介護士の現場の離職率保育士・看護師・介護士の現場の離職率データから情報を読み取っています。現状を知る参考に!

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介護職が仕事を辞めたいと思うとき

心身ともに疲れ果てて

介護職に携わる人は、体をよく使う仕事をこなしています。
そして、利用者さんとの関わり、職場の人間関係などのストレスも、働く上で無視はできません。
つまり、介護職の仕事はとてもハード。
体の疲れやストレスを上手にリフレッシュしていかないと、介護職を辞めたいと悩んでしまう状況に…。

介護職の人に必要なのは、介護で人助けをしたいという気持ちと、へこたれない強い気持ち。
利用者さんの生活に深く入り込むのだから、やっぱり色々なことがあります。思ってもみないようなハプニングにも出会うもんなんです。
そこで問題解決に向けて前向きに行動できるか、自分の意見を飲み込むかで、その後の仕事を続けられるかに関係してくると思います。
ちょっときついかもしれませんね…。

心が折れたときは、辞めたい気持ちを無理に抑えなくてもいいかなと思います。
ただ、社会人として職場や利用者さんに迷惑をかけないようには気をつけた方がいいでしょうね。

事業所のやり方が納得できない

女性が介護職を選ぶ理由には、家から職場が近い(いたるところに施設があるので)、勤務時間の融通が利きやすいなどがあるそうです。仕事を始めるとき、家庭との両立を考えると好条件なんですね。
でも、実際は長続きせず辞めていく人も多数。

職場の人間関係や体力的問題以外にも、介護の仕事の現実が受け止められなかったり、事業所のやり方に納得ができなかったりすることも多いみたいです。
事業所側は利用者さんへの良質なサービス提供を目的としていますが、もちろん利益についても考えなくてはいけません。
それで、従業員側では納得のいかない判断をすることもあるんですね。

例えば、人手が足りていないのに、なかなかスタッフを増やそうとしない。
利用者さんもスタッフも助かる介護機器があるのに、購入の検討すらしてくれない。
休みが少なく、昇給やボーナスもない。

女性ってシビア。事業所のやり方に納得がいかないと、スパっと見切りをつけて次を考えるんです。
家族や生活のための仕事ですから、それももちろん一つの考え方ですよね。

もっとやりがいのある職場を求めて

介護職の活躍の場は、デイサービス・特別養護老人ホーム・介護老人福祉施設・訪問介護などたくさん。
介護の仕事をすることは共通していますが、職場の雰囲気や仕事内容は変わってきます。

自分の働く現場を考えて「もっとやりがいのある職場がいいのかも」と思うこと、誰でもありますよね。

「訪問介護なら、もっと一人一人とちゃんと向き合えて、ご家族とも近く接することができるかも」
「ケアマネージャーの資格取得をサポートしてくれる職場で、キャリアアップをしたい」
「医療に興味を持った。看護師資格を取りたい」

このように意欲的な理由で、今の介護の仕事を辞めたいと考える人もいるみたいですよ。

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