利用者さんの生活をサポートする介護の仕事。ポイントは体力!

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介護の仕事

利用者さんの生活全般をがっちりサポート!

介護とは、身体的にさまざまな障害を持っていて、自力で生活することが困難な人の介助をすることです。
具体的には、食事・入浴・排泄など生活の基礎から、リハビリなどで自立を促すこと、レクリエーションなどで生きがいをみつけてあげることなどさまざま。
言わば、生活全般のサポートということです。だから、介護の仕事はけっこう大変。
利用者さんの生活すべてを支えているのだから、仕事は四六時中あるわけです。

そして、介護施設はどんどん増加中。
実際に、新しい建物が建設されていると思ったら介護老人福祉施設だった、空き店舗がいつの間にかデイサービスに改装されていた、なんてことが多いような気がします。
高齢化社会、核家族化、共働き夫婦の増加などが原因となり、高齢者がいつまでも自宅で過ごすことは難しくなっているんですね。

介護の仕事はこれからも確実に需要が高まっていく分野。
看護師との連携も大切な職業なので、私も注目しています。

なんといっても体力勝負

「介護の仕事は体力勝負よ!」と、私の友人の介護福祉士は言います。
入浴は蒸し蒸ししたお風呂場で、十数人の利用者さんを順番に介助していきます。暑くて汗がダラダラ、夏場はそれはそれは大変です。
食事介助やレクリエーションなど、会話や触れ合いを楽しめる仕事もあるのですが、その間も気を抜くことはできません。
利用者さんが一人で行動して転んだりしないか、困っている利用者さんはいないかなど、常に周囲に気を配ることが必要だからです。
立ちっぱなしの時間も多いため、体力は介護の仕事にとても大事なんですね。

ここで大事なことを一つ。
それは、体力勝負ではあるけれど、力勝負ではないということです。
利用者さんをベッドから起こしたり、車椅子に移動させたりするのは力が要るように見えますよね。でも、実際はテコの原理の利用や重心の取り方などの技術を習得すれば、必ずしも力だけが重要ではないんです。
女性の活躍が多いということも納得ですよね。

利用者さんの笑顔に癒やされるひととき

利用者さんの笑顔、これが介護の仕事をする上での一番の喜びとやりがいだそうです。
介護スタッフは、利用者さんには少しでも心地よく楽しく過ごして欲しいと思っています。
だから、利用者さんの笑顔を見られると、仕事が上手くいったなと実感できるそうです。

また、高齢者の方はたまに、まるで子どもに戻ったかのような笑顔を見せてくれることがあります。
『無邪気でかわいい』という表現は失礼に当たってしまうのかもしれませんが、まさにそんな感じ。
その笑顔に介護スタッフは癒されるんです。

そして「ありがとう」「今日はあなたがいて良かった」などの言葉もやりがいに繋がります。
介護スタッフにとって最高の褒め言葉だそうですよ。

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